さいなほしの日記

日常のこと。ムサビ通信、映画・本・美術・音楽・観劇など。

ヤバTのライブに初めて行ってきた

 2024年1月28日、人生で初めて「ヤバイTシャツ屋さん」のライブに行った。めちゃくちゃ"生命"を感じたライブで大満足だった。

 そもそも私の人生は音楽と縁遠く、日常的に音楽を聴くようになったのは去年から。ライブも2022年までは片手で数えるほどしか行ったことがなかった。でも去年推しができたことでライブやフェスに行くようになって、音楽面白い!ライブ楽しい!って気持ちになった。だから家族にヤバTのライブに誘われたとき、すぐに「行きたい!」と返事をした。

 ヤバTについては「かわE」と「ハッピーウェディング前ソング」をYouTubeで見たことがあったので数年前から存在は知ってし、去年の年末の音楽番組に出た時はテレビでみた。楽しいパフォーマンスが好印象でライブに行くのが楽しみにだった。

 ライブ当日。まずフレデリック40分。フレデリックもテレビでみたことはあったけどライブは初。私が好きなダンスミュージック系の音楽で踊りやすかったし、なんか変な音楽もあって面白かった。ベースのコーラスが良かった、美しい声。初めて聴いた「ペパーミントガム」が好きだった。

 そしてヤバT。映像以外でモッシュを見るのは初めて。2階席だったから観客の上を人がコロコロ転がっていく様子とかサークルの様子が見れて楽しかった!モッシュって見るだけでもテンション上がるんだな。ああいう運動が発生すると会場全体に活気が出るというか。2階から見てると”命”って感じがしてとても良かった。印象的だったのはボーカル。フレデリックみたいなボーカルをコーラスが支えて美しい調和を出すタイプではなく、曲中で2つの歌声が戦っている感じ。主張し合う2つの歌声がぶつかって勢いが生まれて、そのエネルギーがライブ会場全体に広がっていた印象。ヤバTで最もチルい曲です、って言って始めた曲、誰も演奏しないで歌っててちょっと面白かった。ドラムもギターもベースも演奏しないんかーい!っていう。

 対バン形式のライブに参加するのも初めて、フレデリックもヤバTも初めて、モッシュがあるライブも初めて。曲知らないしどんなライブするかも知らなかったけど、誘われるまま気軽に行ってみたら予想以上に楽しかった。会場全体が生きてる感じがした。ライブって身体全体で楽しむことのできるエンタメなんだなとヤバTのライブで改めて思えた。また行きたいな。

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1曲撮影許可されたので記念に。